糖尿病で血糖値が上がる理由

どうして血糖値が上がるのか

血糖値をあげるホルモンは複数あります。

しかし、血糖値を下げるホルモンはインスリンしかありません。

従って、インスリンがうまく作用していないと、血糖値が上がってしまいます。

インスリンがうまく作用しないのは、大きく分けて2つのケースがあります

• インスリンが十分に出ていない
• インスリンが出ていても、肝臓、脂肪組織、筋肉で、インスリンが十分に効かない

そのほかの原因でも血糖値が上がってしまいますが、ほとんどは

• 「インスリンの出が悪い」
• 「インスリンの効きが悪い」

のどちらかまたは両方が原因となって、血糖値が上がってしまいます。

血糖値が高い状態が続くと糖尿病と診断されます。

糖尿病は一種類ではなく、原因により、大きく4つに分類されています。

糖尿病解説の目次

• 糖尿病のまとめ（最初にご覧ください）
• 糖尿病は血糖値が高くなる病気
• 血糖値とは
• インスリンとは
• どうして血糖値が上がるのか
• 糖尿病の分類
• 糖尿病と遺伝
• 糖尿病の診断
• ブドウ糖負荷試験
• 境界型とは
• 糖尿病関連検査
• 糖尿病の治療
• 糖尿病の飲み薬（経口血糖降下薬）
• 糖尿病の注射薬（インスリン、GLP-1受容体作動薬）
• 低血糖
• シックデイ対策
• 糖尿病の合併症
• 糖尿病細小血管合併症（糖尿病の細い血管の合併症）
• 糖尿病大血管合併症（糖尿病の太い血管の合併症、動脈硬化）
• 糖尿病は怖い病気？