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ブドウ糖負荷試験

ブドウ糖負荷試験は、糖尿病をもっとも確実に診断できる検査です。

糖尿病になると、最初に、空腹時ではなく、食後の血糖値が上がってくることが多いです。

空腹時の血糖値は正常か少し高いだけでも、食事後の血糖値が上がっていて、実は糖尿病だったということは良くあります。検診だけではなかなか見つからないので、隠れ糖尿病などとも呼ばれています。

このような、隠れ糖尿病も確実に見つける方法が、ブドウ糖負荷試験です。

健康診断などで血糖値が少し高いといわれたことのある方は、ブドウ糖負荷試験を受けることをおすすめします。

ブドウ糖負荷試験のやり方

  1. 10時間以上絶食後、朝、空腹のまま来院していただきます(9時ごろに検査を始めるのが望ましいです)
  2. 空腹のまま採血し、血糖値を測定します
  3. ブドウ糖75gを溶かした水を飲んでいただきます(糖負荷)
  4. ブドウ糖負荷後、30分、1時間、2時間後に採血し、血糖値を測定します
  5. 糖尿病型、正常型、境界型のいずれであるかを判定します

ブドウ糖負荷試験を行うと、糖尿病なのか、正常なのか、その境界なのかが、はっきりとわかります。

ブドウ糖負荷試験のときに、血糖値と一緒にインスリンも測ることによって、糖尿病の主因が、インスリンの出が悪いのか、インスリンの効きが悪いのか、がわかります。

さらに、正常や境界と診断された場合も、将来、糖尿病になりやすいか否かもわかります。

ブドウ糖負荷試験の判定基準

ブドウ糖負荷試験の判定基準は以下の通りです。

正常は、空腹時血糖値が110mg/dl未満かつ2時間後血糖値140mg/dl未満です。

糖尿病型は、空腹時血糖値が126mg/dl以上または2時間後血糖値200mg/dl以上の場合です。

正常範囲は超えていても、糖尿病型までは血糖値が上がっていないのが、境界型です。

境界型については、次の境界型とはで説明します。

ブドウ糖負荷試験の判定基準
  正常 糖尿病
空腹時血糖値 110mg/dl未満 126mg/dl以上
2時間後血糖値 140mg/dl未満 200mg/dl以上
判定 両者を満たすものが「正常型」 いずれかを満たせば「糖尿病型」
正常型にも糖尿病型にも属さないものが「境界型」

ブドウ糖負荷試験の判定基準

ブドウ糖負荷試験の判定基準の図


<糖尿病の診断 ブドウ糖負荷試験 境界型とは>

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