糖尿病は血糖値が高くなる病気 糖尿病専門医が解説

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糖尿病は血糖値が高くなる病気

糖尿病とは

糖尿病は血糖値が高くなる病気です。

血糖値が高い状態が続くと、全身の血管が傷つき、目や腎臓や神経に合併症が起こったり、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞が起こったりします。

糖「尿」病という名前がついていますが、

「糖尿病」 = 「尿に糖が出る病気」

ではありません。

糖尿病でも尿に糖が出ないことは多くあります。

特に、健康診断などで、食事を食べる前に検査を受けた場合、糖尿病でも尿に糖が出ないことが多いです。

逆に、尿に糖が出ていれば、糖尿病の可能性が高くなりますので、医療機関を受診し、血糖値、HbA1c、ブドウ糖負荷試験など精密検査を受けてください。

糖尿病とは、血糖値が高い状態が続く病気

「糖尿病」 = 「尿に糖が出る病気」ではなく、糖尿病とは、「血糖値が高い状態が続く病気」です。

従って、糖尿病かどうかを調べるためには、血糖値を調べる必要があります。

糖尿病でない人の血糖値は、空腹時は110mg/dl未満で、食事をした後でも140mg/dlを超えることは、あまりありません。

この範囲を超えて血糖値が上がり、空腹時の血糖値が126mg/dl以上の場合や、食後の血糖値が200mg/dlを超えると糖尿病と診断されます。

糖尿病の診断に関しては、詳しくは糖尿病の診断をご覧ください。

血糖値と「尿糖」の関係

尿中の糖のことを「尿糖」と呼びます。

血糖値が160-180mg/dlを超えると、尿糖が出ます。

糖尿病の方で、血糖値が高くなっているときには、尿糖が出ます。

しかし、糖尿病の方でも、血糖値があまり高くないときには、尿糖は出ません。

例えば、空腹時の血糖値130mg/dlが続いていれば、糖尿病と診断されますが、血糖値が160-180mg/dlを超えていないので、尿糖は出ません。

したがって、尿糖が出ていないから糖尿病ではない、ということではありません。

「尿糖が出ている」=「尿が溜まっている時間帯に、血糖値が160-180mg/dlを超えていた」ということです。

尿糖が出ていなくても、血糖値が高ければ、糖尿病に伴う合併症が出てしまいます。

ところで、そもそも血糖値とはなんでしょうか?

糖尿病専門医・内科専門医 山本幸宏

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