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糖尿病の分類

糖尿病は、原因により、次の4種類に分類されています。

  • 1型糖尿病
  • 2型糖尿病
  • その他の糖尿病
  • 妊娠糖尿病

1型糖尿病

すい臓のインスリンを作り出す細胞(ベータ細胞)が破壊されてしまうタイプの糖尿病です。

インスリン分泌が著しく低下し、血糖値が上昇し、糖尿病が発症します。

「インスリンの出が悪い」タイプの糖尿病です。インスリンの分泌が著しく低下しているため、インスリン治療が必要になります。

すい臓のベータ細胞が破壊されるスピードはさまざまです。

劇症1型糖尿病

数日間から数週間で、すい臓のベータ細胞が破壊され、糖尿病を発症します。

急性発症1型糖尿病

数ヶ月から数年にわたって、すい臓のベータ細胞が破壊され、糖尿病を発症します。

緩徐進行型1型糖尿病

数年から数十年かけて、すい臓のベータ細胞が破壊され、糖尿病を発症します。2型糖尿病として治療を受けている場合があります。

2型糖尿病

日本の糖尿病患者さんの90-95%は2型糖尿病です。

生活習慣病と呼ばれる糖尿病は、この2型糖尿病です。

同じ2型糖尿病でも、非常に幅が広く、病態は一人一人、大きく異なります。

2型糖尿病の方は、「インスリンの出が悪い」要素と「インスリンの効きが悪い」要素の両方を持っていることが多いです。どちらの要素が多いかは、人によって異なります。

同じ2型糖尿病でも、

  • 「インスリンの出が悪い」のが糖尿病の主な原因となっている人
  • 「インスリンの効きが悪い」のが糖尿病の主な原因となっている人

など、一人一人異なります。

糖尿病の原因の図

従って、同じ2型糖尿病といっても、良く効く治療法も異なります。

ある人には良く効く治療法が、別の人にはあまり効かないということがよくあります。

その他の糖尿病

  • インスリンを作っているすい臓の病気による糖尿病
  • ホルモンの病気のために起こる糖尿病
  • 肝臓の病気による糖尿病
  • 特別な遺伝的な病気でおこる糖尿病
  • 薬物(ステロイド、インターフェロンなど)による糖尿病

などがあります。

妊娠糖尿病

妊娠中に発症したか、あるいは妊娠中にはじめて発見された糖尿病です。

出産後、血糖値が下がっても、将来糖尿病になりやすいといわれています。


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