日中の眠気やいびきでお悩みではありませんか？
もしかすると睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が浅くなったり、止まったりする病気です。
成人男性の約3～7％、女性の約2～5％が睡眠時無呼吸症候群と推測されています。
自分が睡眠時無呼吸症候群だと気が付かず、治療を受けていない方も多いです。
睡眠時無呼吸症候群の症状
主な症状は、いびき、日中の眠気、起床時の頭痛などです。
以下の症状があると、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
- 大きないびきをかく
- 日中に眠くてたまらない
- 朝起きた時に頭痛がする
- 睡眠中の尿の回数が多い
- 慢性的な疲労感がある
- 集中力が低下している
- 朝の血圧が高い
- 血圧がなかなか下がらない
自分で症状に気がつく方もいらっしゃいますが、いびきや無呼吸を家族やパートナーの方に指摘されて、睡眠時無呼吸症候群と診断される方も多いです。
これらの症状をお持ちの方、あるいはご家族に当てはまる方がいらっしゃる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群の検査と治療
睡眠時無呼吸症候群の検査は、自宅でできる簡易検査と、病院で行う精密検査があります。
簡易検査は、検査機器（睡眠ポリグラフィ）をご自宅に持ち帰っていただき、ご自宅で簡単に受けることが可能です。
検査の結果、必要と判断された方にはCPAP療法を行います。
CPAP療法を行うと、睡眠の質が良くなり、上記症状の改善も期待できます。
検査の結果から、より詳しい精密検査が必要な場合は、1泊の入院検査が必要になることもあります。
日中の眠気やいびきでお悩みの方は、医療機関を受診しましょう。
睡眠の質を高めて、健康的な生活を送りましょう！
