花粉症
花粉症とは
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ
などのアレルギー症状を起こす病気です。
のどに、鼻水が流れることにより、
- のどがイガイガしたり
- 咳や痰が出る
こともあります。
花粉症の診断
花粉が飛散する時期に、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど症状が出るかどうかで診断することが多いです。
必要に応じて血液検査をすることもあります。血液検査により、アレルギーの原因となっている花粉の種類がわかります。さらに、様々な花粉に対する抗体が、体内にどれくらいあるかを調べることができます。
花粉症の治療
花粉症の症状を抑える飲み薬、点眼薬、点鼻薬を組み合わせて治療をします。
花粉が飛び始める2週間ほど前より治療を始めると、症状が出にくく、出ても軽くすむことが実証されています。
特に、鼻づまりに悩まされる方は、早めの受診をお勧めします。
スギ花粉症のシーズン前には、飛散開始時期の予測が出されるので、それを目安に受診してください。関東地方では、2月頃からスギ花粉が飛散します。
症状がひどくなると薬が効きにくくなることがありますので、予防ができなかった場合でも、できるだけ早く受診したほうがよいです。
飲み薬
- 抗アレルギー薬
-
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみを抑える作用があります。 最近の薬の中には、眠くなる副作用が非常に出にくい薬があります。
点鼻薬
- 抗アレルギー薬
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くしゃみ、鼻水、鼻づまりに効果があります。
- 点鼻用ステロイド
-
くしゃみ、鼻水、鼻づまりに高い効果があります。抗アレルギー薬と比べてよく効きます。
使ってもすぐに効果は出ませんが、1-3日ほどで効果が出始めます。ステロイドの飲み薬、注射は副作用に注意しなければいけませんが、点鼻用ステロイド薬は鼻だけで効果を発揮するため、全身の副作用は非常に少ないです。
- 血管収縮薬
-
即効性がある薬ですが、徐々に効果が弱まるだけではなく、かえって鼻詰まりがひどくなることもあります。
従って、短期間に限って使います。
市販の点鼻薬には、この成分が含まれていることがほとんどで、乱用しないよう注意が必要です。
点眼薬
- 抗アレルギー薬
目のかゆみを抑える効果があります。
- 点眼用ステロイド
-
目のかゆみを抑える効果があります。 抗アレルギー薬と比較して、効果はありますが、眼圧が上がることがあるので、注意が必要です。
注射
「1回の注射」で花粉症が治るといって、治療を受けていることがあります。
注射の中身はステロイドです。
副作用も多く、おすすめできない治療法です。
鼻アレルギーの診療ガイドラインでも、望ましくない治療とされています。
当院では、特別の事情がない限り、行っておりません。
花粉症のセルフケア
原因の花粉を少しでも体の中に入れないようにする努力が大切です。下記のような方法が有効です。
- 外出時にマスク、メガネ、ゴーグルを着用する。
- 花粉の付着しにくい服を着用し、帰宅時には花粉を玄関の外で落とす。
- 外出から帰ってきたら、すぐに顔を洗い、うがいをする。
- 洗濯物や布団を屋外に干すのを避ける。干す場合は、取り込むときによくはたいたり、掃除機で吸い取る。
- 空気清浄機を使用する。
- 加湿器を使用する。
当院では、一人一人に合った花粉症の治療を行っております
花粉症では、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出ますが、一人一人、症状が異なります。
- くしゃみ、鼻水がひどいタイプ
- 鼻づまりがひどいタイプ
- 鼻水、鼻づまりの両方がひどいタイプ
- 目のかゆみがひどいタイプ
など、一人一人、症状が異なります。また、症状の程度も、一人一人、異なります。
当院では、症状のタイプと程度により、適した治療を行うようにしております。
また、
- 眠くならない薬がほしい
- とにかく症状を抑えたい
- 1日1回の薬が良い
など、ご希望も考えて、治療を行っております。
花粉症の時期を、なるべく快適に過ごしましょう。
