インフルエンザ
インフルエンザの予防
インフルエンザワクチンによる予防
インフルエンザの予防で、科学的な根拠が認められているのは、インフルエンザワクチンを接種することです。ワクチンは、約2週間で効果を発揮します(当院でインフルエンザワクチン接種ご希望の方は、インフルエンザ予防接種(インフルエンザワクチン)をご覧ください。)。
インフルエンザワクチンの接種により、インフルエンザを予防することができますが、完全に予防できるわけではありません。しかし、ワクチンを接種していると、たとえ、インフルエンザにかかったとしても、高熱などの症状が軽くなり、合併症を減らすことができます。
特に、下記の方は、インフルエンザが重症化しやすいので、ワクチン接種による予防が勧められます。
- 65歳以上の方
- 気管支喘息等の呼吸器疾患
- 心不全
- 糖尿病
- 腎不全
- 免疫不全症(免疫抑制剤による免疫低下も含む)
また、
- 上記のような人のまわりにいる方
- インフルエンザによって具合が悪くなることを防ごうと思う方
にも、ワクチン接種をお勧めします。
インフルエンザ予防接種(インフルエンザワクチン)に当院でのインフルエンザワクチン接種についてのご案内がありますのでご覧ください。
日常生活での予防
体調を整えて抵抗力をつけ、インフルエンザウイルスにできるだけ接触しないことが大切です。
- 栄養と休養を十分にとるようにします。
- インフルエンザ流行時には、外出時にマスクをするようにしましょう。
- 帰宅時の手洗いとうがいも大切です。
- インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、加湿器などを使って適度な湿度に保つことは有効です。
インフルエンザの症状
発熱、頭痛、全身の倦怠感、筋肉痛、関節痛などが突然現われ、その後、咳・鼻汁などの症状が現れ、合併症がなければ、約1週間で症状がよくなっていきます。 かぜでも同様な症状が出ますが、インフルエンザでは、突然症状が出ることが多く、症状が強いのが特徴です。
インフルエンザの診断
インフルエンザの流行時期に、上記のような症状がある場合は、インフルエンザを疑います。 正確に診断するためには、インフルエンザ抗原を検出する検査を行います。 鼻やのどを綿棒でこすり、インフルエンザ抗原を調べることができます。約15分で、検査ができます。
インフルエンザの治療
インフルエンザは、治療を行なわなくても、約1週間で自然に治ることが多いです。
しかし、通常のかぜとは異なり症状が強いため、症状を軽くしたり、早く治したいものです。
さらに、乳幼児、高齢者、もともと他の病気を持っている方では、気管支炎、肺炎などを起こしてしまい、重症化することがあります。
抗ウイルス薬による治療
インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬です。インフルエンザの症状を軽くしたり、早く治す効果があります。
よく使用される抗ウイルス薬に、タミフルがあります。因果関係は不明ですが、タミフル服用と異常行動の関連が報告されております。タミフルの処方については、皆様と相談させていただき、決めております。
抗ウイルス薬以外の治療
インフルエンザの根本的な治療ではありませんが、熱、関節痛、筋肉痛、鼻水、咳、痰などの症状を軽くする薬があります。
また、薬を飲むだけでなく
- 安静にして、休養をとること
- 水分を十分に摂取すること
が大切です。
また、周りの人にうつさないために、
- マスク着用
- 手洗い
- 部屋の換気
- 部屋の湿度を適度に保つ
ことが大切です。
